こんにちは。仏壇仏具の専門店 うめたにです。

さて、みなさん

12月8日は何の日でしょう。

12月8日は浄土会(じょうどえ)。

仏教の年中行事のひとつで、特に釈迦(しゃか)—お釈迦さま—が悟りを開いた日を記念する法要です。

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行事名:浄土会(じょうどえ)または成道会(じょうどうえ)

日付:毎年 12月8日

意味:お釈迦さまが「菩提樹の下で悟り(成道)を開かれた日」を記念する法要

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 内容と由来

1. 成道(じょうどう)とは

釈迦(ゴータマ・シッダールタ)は、29歳で出家し、

6年間の苦行の末に中道(ちゅうどう)の修行に入ります。

そして12月8日の明け方、明星(金星)が輝くのを見て悟りを開いたと伝えられます。

この「悟りを開いた(成道した)」日を記念して営まれるのが〈成道会(浄土会)〉です。

2. 名称の違い

この行事は宗派によって呼び方が異なります:

〈宗派 ・呼称・意味〉

○禅宗(臨済宗・曹洞宗など)・・・ 成道会(じょうどうえ) 悟りを開いた日を祝う

○浄土宗・浄土真宗など ・・・ 浄土会(じょうどえ) 仏の悟り・浄土の教えを讃える

○天台宗・真言宗など ・・・ 成道会/成道会法要 同様に釈迦の悟りを記念

「浄土会」という名称は、釈迦の悟りを通じて衆生が救われる

「浄土の理想」を顕す意味を込めて用いられています。

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寺院での行事内容

○釈迦如来を本尊として法要を行う

○『成道会法要』を営み、経典(特に『仏説阿弥陀経』や『法華経』)を読誦

○説法や法話を通じて「悟りとは何か」「苦しみからの解脱」について学ぶ

○寺によっては「おかゆ(成道粥)」などをふるまう行事もあります

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豆知識

この日を境に、寺院では「報恩講」や「除夜の鐘」など、年末年始の行事が続きます。

禅寺では、12月1日〜8日まで「摂心(せっしん)」と呼ばれる厳しい坐禅修行を行い、

8日の朝に悟りを祝う伝統があります。

早いもので、今年も残すところあとわずかとなりました。
寒さも日増しに厳しくなってまいりましたので、体調など崩されませんようお気をつけください。